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アウトラストの真価

残暑が厳しいですね。
とはいえもうひんやりシーツは時期外れで…。

ひんやりシーツの科学としてその基本は吸水性と速乾。
素早く水分を吸収して、その乾燥による気化熱で温度を下げる。
肌はサラサラして生地はひんやりといった感じ。

この速乾は梅雨のじめじめした時期などにも使えますが、
そういう季節でもないですからね。


夏場のひんやりシーツとして注目されているアウトラストという素材がある。
NASAが開発した温度調節素材ですね。

温度調節素材なので夏場にひんやりだけでないですめ。
冬場には寒いを温かいにもしてくれる素材です。
今は時期的にひんやりを追求したグッズが多いですけどね。


暑いを涼しく、寒いを温かくする素材。
生地内にマイクロカプセルが多数仕込まれてます。
中身はパラフィンワックスという物が入っています。
それが吸熱や排熱を行い適温にしてくれます。

衣服が吸熱や排熱を行うということは衣服と肌との空気温度を変化させること。
服が温かいのは衣服内気候という概念が存在するから。

布団や衣服はこの衣服内気候が重要。
空気層を温めることで暖かい状態になります。
その空気層を逃がさないと暖かいが保たれるのです。
冬場は厚着や断熱素材を多く着込むと寒くなりづらいのはそのため。
空気は断熱性が高いので空気を多く含むダウンは軽くて温かいのですね。


温かくなるという素材はあります。
ダウン等だけでも着込めば十分暖かいです。
夏場は脱ぐにも限界がありそれでも暑いですからね。
温度と調節素材といえ涼しくなる生地としての方が注目されるのでしょうね。

ひんやりシーツ…から外れて水の不思議

水の話しの続き。
夏用のひんやりシーツの話からまたそれてますね(^^;

水は最も身近なモノで個体・液体・気体、と基本的な性質を持っているのに不思議で面白い特徴がいっぱい。

前回も書いたけど水は分子でH2Oであり、
その形は酸素原子Oに水素原子Hが2つ付いていて、
その形は某夢の国のマスコットのネズミみたいな形。

そのために起こる不思議がまだあるのです。



水分子は電気的には中性。
プラスでもマイナスでもないです。

しかし細部を注目してみると偏りがあります。
酸素部分は陽(プラス)で水素部分は陰(マイナス)に偏っています。
なので他の原子を引き付けくっつける効果があります。
そのために水には色々なモノが溶けるのです。

その効果は凄まじく、大気に触れている部分やペットボトルやガラスコップに触れている部分など全てからその成分を溶かし吸収していくそうです。
鉄鍋は鉄分が吸収できるなんていいますが、あながち間違えではないのかもしれませんね。


地上で最も多い水は海水です。
しかし海水はしょっぱくて飲料用には使えないです。
しかしその成分は人体の体液にとても近い成分をしています。
そればかりかどの動物の体液も海水に近い成分をしているらしいです。
母なる海とよく言いますが、地上の生き物も太古の昔には海にいて、未だにその体内には海があるのですから凄いことですよね。


海水が飲料に向かないとは書きましたが体内にはミネラルが必要です。
夏は汗をかき水分補給もミネラル補給も必要になります。
市販のスポーツ飲料水などが最も適しているとはいえますが
、最悪でも水道水は飲み脱水症状は防ぎましょう。

簡単なミネラル補給として、
水道水 ・・・ コップ1杯
食塩 ・・・ 1つまみ
砂糖 ・・・ 5つまみ
だけでも効果が大きいです。

暦の上では秋です。残暑厳しいです。
脱水症状や熱中症には気をつけましょう。

不思議で奇跡の”水”

この辺でひんやりシーツの通販的な話しからそれて吸水性・発散性の関係から
水についてでも(^^ゞ

地表の7割は海であるように、水は地上ではかなり多いモノでありとても不思議なモノ。
地球にしかなく、同じくらいの大きさで近隣の金星と火星にはないもの。

なぜかといえば、金星は地球よりも太陽に近い星。
そして温室効果の高い二酸化炭素が地球よりもはるかに多い星。
なので地表の温度は常時数百度であり、雨が降っても蒸発してしまうほどとか!

それから逆隣の火星。
地球よりも太陽から遠い星。
温度が低くさらに気圧が地球よりも大分低い星なのです。
気圧が低いと水は液体ではいられずすぐに蒸発してしまいます。
地球の高山ではの沸騰する温度が速いのはそのためですね。

温度や気圧と水が液体であるのに必要な条件は現在の太陽との距離、大きさ、大気の厚さ、などを満たしている地球の奇跡なのですね。

それでは次は構造とか仕組みとか少し書いてみる。

物質は基本的に個体・液体・気体の3つの形態がある。
水の個体は氷で、気体は水蒸気である。
0℃で個体となり、100℃直前で気体となります。

ところで水は分子です。
分子とは原子がいくつかくっついたもの。
水はH20で、水素原子2個と酸素原子2個がくっついたものです。
その形状は酸素が真ん中にあって水素が某ネズミの国のマスコットの様な形になっています。

これが液体ならお互いくっつきながら自由に動きます。
形が自由に変わって自由な形になります。

これが温度が上がって行くと気体となり重力の束縛力以上をだして大気に飛び出す。

ここまでの挙動はどの液体や気体も基本的に同じだけど、違いは個体。
水分子は独特の形をしています。
そのため個体となっても整列せずに隙間ができてします。
その隙間が個体として密度を下げる原因となり、体積も液体のときよりも増えてします!
密度が低くなるので同じ物質の液体(水)にも浮いてしまう。


とうわけで今回は番外編ということで水について書いてみました(^^ゞ
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ひんやりシーツ。温度調節素材とか接触冷感生地とか。

夏用のシーツ、ひんやりシーツの種類についてご紹介します。


ひんやりシーツと書いてますがその種類はいっぱいあって、枕カバーだったりと寝具全てに対応した様々なものがあります。
基本的には寝具のカバーなどです。
他にはタオルなど。
布製品であれば色々なものがあります。



今注目なのはアウトラストという素材のようです。
NASAのために開発された温度調節素材らしいです。
暑かったり寒かったりと適温まで持っていこうとする素材らしいです。
詳しい仕組みは…企業秘密なのでしょうね(^^;


他にも接触冷感素材というものも使っているようです。
接触冷感素材は呼んで字の如く、触れてみると冷たく感じる素材のこと。
冷たく感じるということは触ったその部分の熱伝導率が高く素早く温度を奪うということ。
素早く温度が奪われればそれは冷たいと感じるからです。
例えば夏場でも常温のグラスや金属製品に触るとひんやりするのは、その熱伝導率が高いからです。

布は空気を多く含みます。
空気は熱伝導率が低いです。
断熱性が高いと言い換えても良くその方が分かりやすいかも?
空気は熱を通しにくい=熱の移動があまりないモノなのです。
それで寒冷素材なのです。

これも詳しい仕組みは企業秘密でしょう。
わかりませんけどね( ̄- ̄;)

ひんやりシーツ。吸収の科学。

夏用のシーツ、ひんやりシーツは科学されたひんやりグッズなのです。

エネルギーを使わずとてもエコ。
節電にもなりますし、冷房の温度を上げても蒸れずにサラサラ。

さて、その仕組みはどんなものなのでしょうか?

前回までも簡単に描いてますが、吸水性と発散性。

さて、まずは吸水とはどう行われているか?
それは毛細管現象というものが働いているから。
細い管や細かい繊維などに水が触れるとそこを移動する現象です。
水の表面張力などが働いているのですが、そこを詳しく書くと長くなるので省略で(^^ゞ
身近なところでは植物の根っこが水を吸い上げるとか。
マジックの芯がインクを常に吸い続けているとか。
水滴にティッシュを近づけると一気に吸い上げるとか。

その管のような部分の状態により吸水に違いが出てきます。
ひんやりシートだと布なので素材とか繊維の織り方とか。
その状態を工夫して一気に吸収して、広範囲に広げるように作られています。


そして次は乾燥です。
乾燥とは生地の水分が蒸発すること。
蒸発するには表面積が大きい方が有利です。
より多く大気に触れているほうが大気に逃げていきやすいから。
そのために吸収するのが速いだけでなく広範囲に広げる意味があるのですね。

大気は水蒸気を保持できる量が決まっていて、湿度で表されています。
蒸発した大気は湿度が上がります。
なので風等で循環させて多湿の大気を散らす必要があるのでその点だけは使用時に工夫していただきたいですね。


少し難しかったですか?
簡単だったですか?
もっと詳しく書いたほうが良かったでしょうか?

まぁ、必要な情報は書いたと思うので、もっと科学を知りたい方は別の科学サイトを探していただけると幸いです(^^;

いつでもクール。ひんやりグッズ。

夏用のシーツ、ひんやりシーツはなぜ人気なのでしょうか?

エネルギーを使わずして暑さ対策になるので、省エネで冷房に弱い方にも最適だからです。
暑い夏場や風呂上り後に使用しても蒸れないほどの効果があるからでしょう。
それでいてお値段もお手ごろなものが多いからでしょう。


少し特殊な繊維で作ってあるだけなので見た目は普通のシーツであったりします。
涼しい色だったり可愛い色だったりくらいはしますけどね(笑)

ただ少し観察すれば一枚生地ではなく風通し良く凹凸があったりもします。

下に敷くだけで汗を吸収してくれて、乾燥も早い素材です。
簡単に不快を取り除けるのはなんとも魅力的ですね。

それでいてひんやりシーツ自体にエネルギーは要らないのです。
冷房は弱にするとか、扇風機だけでも良いとか、省エネに持って行けます。
温度の設定に気を使って夜中に起きてということもなくなるかもですね。

丸洗いもできるのでお手入れも簡単と、とても優良な感じだと思います。


価格は安いものでは2~3000円程度の物から、
本当に特殊な繊維を使った万単位に行くものもあります。

普通なら熱がこもって蒸れるところがそういかずひんやり。
汗を多くかくお子様や、少し体温の調整が難しくなったご年配の方にも最適。

前回とほとんど変わらない内容ですが、
興味や何かの意欲が目覚めてくれたのでしたら幸いなのですが…(^^;

クールでひんやりな敷きパッド

夏用のシーツ。
ひんやりパッドやクール敷パッドと呼ばれるアイテムの購入を考える際にこのような疑問が出てくるのではないでしょうか。
敷くだけって本当なのか?
結局は敷布団だけどお手入れはどうすれば?

繊維が少し特殊で、単に吸収性と発散性に優れているというものから、
特殊な素材が繊維に織り込まれていて、水分を吸収することで温度が下がるものもあるみたいです。
単に吸水性と発散性に優れているだけといっても夏場のあのうっとおしい汗が処理されてそれがすぐに乾燥してサラサラするのはとても快適だと思います。

繊維が特殊ではあっても洗濯機での丸洗いが可能なものも多く、発散性に優れていているので乾燥も速いです。

使い方は簡単で寝るときなどに敷布団のようににするだけ。
汗を吸収してその水分を科学的に温度低下へと利用するわけです。

吸水性に優れているのでうっとうしい汗を素早く処理。
暑い夏場や湿気の多い季節で大活躍するというわけです。

特に冷房が苦手な方とか省エネを心がけたい方には良いものかもしれません。




さて、概要的なものを書いてみたものの、科学的に掘り下げていけるのだろうか…!?(^^;

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